どうしても叶えたい夢がある!
夢を叶えるために目標を立てて、いざスタート!
最初は勢いよく走り出したはずです。でも、気づけば途中でやめてしまっている。
結局目標も達成できなかった。
「あぁ、自分はなんてダメな人間なんだ。」
と自己嫌悪に陥っていないですか?
夢があり、それに向かって目標を立てている時点で、
あなたには素晴らしいパワーがあるのです。
では、そんなパワーを持つあなたが、目標を達成できないのはなぜなのでしょう?
もしかしたら、立てた目標の方に問題があるだけかもしれません!
今回は、達成確率が上がる最強の目標の立て方をご紹介したいと思います。
実際に私も、いくつも間違った目標を立てては、挫折して自己嫌悪に陥っていました。
でも、目標の正しい立て方を実践するようになってから、
目標に向かって努力を継続できる人間に変われました。
- 46kgしかないガリガリ体型だった
→1年間毎日ジム通いを継続し、人から褒められる体型になった - プログラミングのプの字も知らない素人だった
→毎朝プログラミングの勉強を継続し、仕事で使うアプリを自作した
この記事を読めば、目標達成の確率が大きく高まることでしょう。
Contents
達成確率が上がる最強の目標の立て方3ステップ
多くの目標の立て方についての本や動画を見漁ってきましたが、
結論以下の3ステップに集約できると思います。
- 具体的、定量的な目標にする
- 期限を設ける
- 毎日、紙に書き出す
良い目標を立てる方法として、「SMARTの原則」が紹介されることが多いです。
が私がやってみた感想としては、
「めんどくさい!」
目標を立てることがめんどうになったは本末転倒。。
なので、私が目標を立てるときは、上の3点ができていればOKとしています。
最強の目標の立て方 | ① 具体的、定量的な目標にする
- 具体的か?= 固有名詞が入っているか?
- 定量的か?= 数字が入っているか?
この2点がなぜ重要なのかというと、自分が目標に対してどの位置にいるかを「追う」ことができるからです。
× 悪い例: 脱ガリガリ!
⚪︎良い例:ベンチプレス60kg挙げる!
「ベンチプレス」が固有名詞、「60kg」が数字ですね。
上記は、実際に私が1年間ジム通いを継続できた時に立てた目標の一部です。
そして、この目標は2023年4月1日から始めて、同年7月13日達成。
約3ヶ月で達成できたのです。
これも固有名詞と数字を用いた効果だと思います。
固有名詞の重要性
固有名詞があれば、自分が目標達成のために何をすべきかが明確になります。
極端な例ですが、
目指せ60kg!
→ 何の?とりあえずスクワットするか。
“ベンチプレス”60kg!
→ ベンチプレスや胸トレ!
ベンチプレスの重量を上げるのが目標なのに、左の状態ではいつまで経っても目標達成できません。
そして、そんな自分に嫌気がさしてしまうかも。。
ここまで極端に固有名詞がない目標を立てる人はいないかもしれませんが、
本当に自分が目標としていることに繋がる固有名詞が入っていますか?
確認してみましょう。
数字の重要性
数字があることで、目標までの距離を正確に追うことができます。
1ヶ月時点で、40kg→52.5kgだったなら、このペースなら2ヶ月後には達成できそう!
といった感じ。
実際には、そんなに単純計算通りに行かなかったのですが。。
目標達成までのモチベーション維持にも繋がります。
良い目標の立て方 | 2. 期限を設ける
「〆切効果」と言う言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
タスクは、「設定した時間いっぱいに広がっていく」という性質を持ちます。
つまり、期限を設けていないと、どこまでも先延ばしにされてしまう。と言うことです。
期限があることで半ば強制的に行動することができるわけですね。
しかし、期限を設けることの最大のメリットは、行動を最適化できることだと感じます。
もし、目標に対して進捗が悪いのであればもう少し時間を確保する。
逆に、目標に対して少し余裕があり、しんどいのであれば、少しペースを落とす。
こんな感じで、自分の現在の行動を最適化することができるのです。
良い目標の立て方 | 3. 毎日紙に書き出す
さて、ここまでで目標が決まったら、紙に書き出しましょう。
私の場合、最初は紙に書くとか、正直バカにしてました。
そして、ちゃんと挫折しました。
しかし、私は偉いので、反省して次の時は目標を紙に書き出したのです。
するとその結果、挫折しました。
「いや、挫折するんかいっ!」
ただ、その時の私には最も重要な点が欠けていたのです。
そう、「毎日」という部分です。
「紙に書き出す」のはもしかしたら、あなたもすでにやったことがあるかもしれません。
でも、毎日となるとどうでしょうか?
紙に書き出すことの目的は、目標を忘れないようにすることです。
目標を立てても、1ヶ月後に9割の人が忘れているという研究結果もあります。
ところが、毎日書けば絶対に忘れません。
私も毎日書くようになってから、驚くほど継続できるようになりました。
特におすすめなのは、朝。
その日の初めに「今日もやるぞ!」と言う意識が芽生えます。
ここで、よくあるご意見集〜
過去ITO_3「紙に書くのはめんどうなので、スマホのメモ帳に書きます〜」
現在ITO_3「ダメです。」
紙にペンを使って書いてください。
100歩譲って、タブレットにペンで書いてください。
脳の運動系脳番地を刺激し、脳に目標を刻み込むのです。
過去ITO_3「毎日書くのは面倒なので、紙を毎日見るPCに貼り付けます〜」
現在ITO_3「ダメです。」
毎日書いてください。
どうせ邪魔になって剥がすか、「なんか貼ってあるな〜」になります。
私は、毎朝書くことで本当に変われたんです!
だから、今悩んでいるあなたにも是非やって欲しい!
騙されたと思ってやってみてください。
朝、目標を書くだけだったら3分もかからないと思います。
そのくらいだったら最悪騙されてもいいでしょう!?
一応SMARTの原則を解説
先ほども言った通り、SMARTの原則に囚われすぎて目標を立てるのがめんどうになるくらいなら、意識しすぎなくても良いと思います。
(私がめんどくさがりなだけ。。?)
さて、SMARTの原則は、1981年 George・T・Doran氏の論文で提唱された原則です。
経営者向けの目標設定フレームワークとして発表されました。
S: Specific(具体的である)
M: Measurable(測定できる)
A: Agreed-upon(自分が本当にやりたいことである)
R: Realistic(現実的である)
T: Time-limited(期限がある)
現在では様々な派生も登場しており、単語が少し違ったりしています。
40年以上経っていて、時代遅れかと思いきや、そんなことはない。
先ほど紹介した内容と重複する部分もありますが、それぞれ少し掘り下げてみていきます。
S:具体的である
その目標からすべき行動が具体的にイメージできるか?
固有名詞を使っていること、と言い換えられますね。
M: 計測可能である
目標が達成されたかどうかを客観的に評価できるか?
数字を使っていること、と言い換えられます。
A: 自分が本当にやりたいことである
その目標は、あなたが本当にやりたいことですか?納得していますか?
いくら具体的で定量的な目標であったとしても、人にやらされる目標に向かって行動はできないものです。
また、自分で立てた目標だからといって本当に自分がやりたいことなのかは注意が必要です。
「英語ができた方が良いって聞くから、TOEIC700点を目指すか〜」
「あいつはムキムキでモテてるから、俺も筋トレするか〜」
などは、本当に自分のやりたいことかどうか、もう一度しっかり考えてみましょう。
人からの評価は気にしなくて良いので、本当に自分がやりたいことなのかをしっかり確認しましょう。
他の人にとっては大事なことでも、あなたにとってはどうでも良いかもしれません。
また逆に、他の人からは馬鹿にされても、あなたにとっては本当にやりたいことかもしれません。
とはいえ、会社や学校から課題が与えられていて、
それを達成するために目標を立てる
と言った場合は例外になります。
R: 現実的である
その目標は現実的に達成可能なものですか?
立てた目標が現実的かどうかは重要です。
極端なことを言えば、
「体に羽を生やして、空を飛びたいたい」
「アイデアは現時点で何もないけど、1年後に年商10億円の会社を経営したい!」
とかは現実的な目標とは言えませんね。
前者はそもそも物理的に無理です。
後者はいつかはできるかもしれませんが、1年でという制約付きでは難しいです。
達成不可能な目標を立ててしまえば、当然失敗します。
すると、自己効力感が低下します。
自己効力感については、以下の記事で解説しています。
T: 期限がある
明確な期限があるか?
これは先ほどご紹介した通り。
さて、ここまででSMARTの原則を見てきました。
しかし、何度も言いますが、目標を立てるのが面倒になっては本末転倒。
個人的には、最初にご紹介した3要素(具体的、定量的、期限付き) を満たしていれば十分良い目標だと思います。
目標設定のコツ3選
最強の目標を設定するステップとしては、上記の3ステップで問題ありません。
しかし、何でもかんでも目標を立てれば良い、と言うわけでもありません。
そこで目標を設定する際の細かなコツを3つに絞ってご紹介します。
- 短い期限に分割する
- 目標の数を1つにする
- 目標は途中で変わるもの、と考える
短い期限に分割する
あまり遠すぎる未来を描こうとしないでください。
10年後の未来をイメージする。「夢」を考えるときには悪くないですね。
ただ、今考えたいのは「目標」です。
目標は、それに向かって自分がとる行動までイメージできる必要があります。
今から2,3年間の自分の行動を正確にイメージできませんよね。
ましてや10年なんて、絶対に無理です。
おすすめは1年後までの目標にすること。
1年くらいであれば、そこまで自分の生活が劇的に変わることも少ないでしょうから、
イメージしやすいのではないでしょうか。
成し遂げたいことが、およそ1年では終わりそうもない目標の場合はどうしましょう。
簡単です。そこに至るまでに1年後にどうなっているべきか?で考えるだけです。
ただ、1年後の目標でも、実際の行動に落とし込むには、まだイメージがぼんやりしますよね。
そこで、実際に建てる際には、1年後の目標を分割するイメージで、3ヶ月後の目標を立てましょう。
そこから1ヶ月、1週間と徐々に具体的になるまで分割していきましょう。
目標の数を1つ(多くても2つまで)にする
目標を達成するには、自分の意識やエネルギーをその目標に向けることが大事です。
目標までの一本道を、脇目も振らず走り切るイメージです。
しかし、あまりに目標が多いとどうでしょうか?自分の意識やエネルギーが分散してしまい、1目標あたりのエネルギーが減ります。
たとえば、あなたの1ヶ月あたりのエネルギー量が10とします。
そして1目標あたりエネルギー量10に達すれば、その目標は達成されるとします。
目標を1つ立てた場合、エネルギーを1つの目標のみに割り振れるので、1ヶ月後の目標に対するエネルギー量は10となり、達成します。
しかし、目標を3つ立てた場合はどうでしょうか?
目標①: エネルギー量 3(未達)
目標②: エネルギー量 3(未達)
目標③: エネルギー量 4(未達)
となります。
どちらがモチベーション高くい続けられると思いますか?前者ですよね。
最も高い優先順位の目標のみに絞り、他は一旦置いておくのが良いです。
目標は途中で変わっても良いと考える
「そんなこと言われても、たくさんやりたいことがある!」
「目標が1つしか叶わないなんて嫌だ。」
と考え、目標の数を絞ることに抵抗を感じていいるかもしれません。
私も、同じでした。
筋トレの目標を立てて、ほぼ毎日ジムに1時間以上は滞在していました。
次はプログラミングを勉強して、仕事を効率化するアプリを作りたいと思いました。
まさに「筋トレも頑張りたい、でもプログラミングの勉強もしたい。」と言う状態でした。
この時、プログラミングの優先度を上げ、筋トレの優先度を一時的に下げました。
プログラミングの知識は、一度身につけば簡単に元の状態に戻るものではありません。
アプリは作ってしまえば、ずっと使えるものです。
だから「プログラミングの目標が達成されたら、改めて筋トレの優先度を上げれば良いじゃないか」と思ったのです。
これがまさしく「目標は途中で変わるもの」というスタンスですね。
ただ、頻度は落としたものの、不思議と筋トレ自体は続いたんですよね。
一度目標を立てて、その期間全力で取り組んだおかげで、もはや筋トレは無理なくできる習慣になっていたのだと思います。
こんな風に「同時に目指す」目標の数を絞るだけで、目標を諦めるという意味ではないです。
1つ達成されたら、他のやりたいことの優先順位を上げ、今度はそれを目標とするのです。
目標は途中で変わるもの、という心持ちでいるだけで、
目標の数を絞ることへの心理的ハードルは、かなり下がるのではないでしょうか。
良い目標の立て方3ステップ まとめ
- 具体的、定量的な目標にする
- 期限を設ける
- 毎日、紙に書き出す
特に3.の「毎日紙に書き出す」は本当に効果絶大です。
これで、あなたは最強の目標の立て方をマスターしました。
ただ、いくら最強の目標を立てても、それに対して、行動計画を立ててそれを実践していかなければ目標は叶いません。
その具体的行動計画の立て方は以下の記事にまとめています。
一緒に、最強の目標を立て、それに向かって行動し、
夢を叶えましょう!